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地についた足、浮き足立ってない? [身体構造]

豊田市のスタジオG'flowでのワークショップが終わりました。

今回のテーマは「軸」ということで、それをどう感覚していくかを
ブログで伝えるのはなかなか難しいものです。

ただ、大前提として、しっかりと地についた足で立てなくては、
その上に載る身体にどんな軸もつくりようがありません。

はい、そこで足です。ご覧ください。心ゆくまで。

footbone.jpg

じっくりとご覧頂いたら、次は自分の足を眺めてみましょう。
どうですか? その中に、図と同じように骨が入っていますか?
骨を見ると、外見よりずっと指が長いですよね。

足と手を比べると、手のほうがずっと自由に動きますが、
骨の数はほとんど変わらないんです。
足(足首から下)は小さな骨まで含めると、28個の骨で成り立っています。

現代生活では、日常的に靴下を履き、靴を履き、
足全体を一塊に捉えて使ってしまいがちですが、
もっとイキイキと、足に自由度を与えてあげましょう。

しっかりと大地をつかみ、身体の重さをしっかりと受けて足裏全体で立つことが、
安定感のある軸を作る第一歩です。
全体といっても、ポイントとして「拇指球」「小指球」「踵」の3点が大切です。

ワークショップでは、もう少し細かな説明もするのですが、
足の意識を変えるというほんの些細なことで、立ち方が激変!
参加された方もびっくりしていました。
新しい自分の身体、バランスのとり方を手に入れたみたいです。

とっても楽しいですね、こういうの。


それでは、また。

テンセグリティ ”tensegrity" [身体構造]

Tensegrity:テンセグリティ

Buckminstar Fuller(バックミンスター・フラー)が
”tension(張力)”と”integrity(統合)”という言葉を合成して名付けたものです。
spinetensegrity.jpg
張力と圧力にシナジーによって保たれる構造、といったあたりでしょうか。
上の写真は、背骨の構造をテンセグリティ・モデルであらわしています。

何一つ、固定・接着されてはいません。
そんな力学的に均衡を保った、柔軟な構造です。

ところが、どこかに余分な張力圧力を加えると
全体の動きが悪くなり、その柔軟さを失います。

人の身体も、全身のつながりの中で機能しているので、
そのシステム、ネットワークの中の”ひっかかり”を取り除くと、
機能が向上するというか、本来の動きを取り戻します。

・・・なんですが、
今の自分がどれほど拘束されているか、
というところに気づいている人はなかなかいないんですね。
長い年月、慣れてしまっていますから。
それがなくなって初めて、
”そうだったのか!”と気づくのです。

SI(ストラクチュラル・インテグレーション)の10セッションは
そんな"アハ!体験"を積み重ねながら進みます。
Structural Integration

では、また。
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