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新・中学保健体育 [本]

仕事で必要になって、中学生の保健体育の教科書を読みました。
保健体育の教科書なんて、自分の頃は一番活躍しない教科書でした。

読んだのはこちら、学研教育の「新・中学保健体育」

hokentaiiku.jpg
自分が生徒の時(20数年前)は、ほとんど開いた記憶も無いので
中身もどんなだったか憶えはありませんが、
新しい教科書は開くとまずびっくり”総天然色”(笑)!
いつごろからこうなんでしょう。

教科書といえば、表紙の次に紙質の違う数枚のカラー写真のページがあり、
後はモノクロと決まっていたのに、贅沢(?)になったものです。


もちろん内容も、時代とともに変わってきているのだなー、と感じます。
これは平成17年に検定を受けた教科書でした。
東海地方ではあまり使っていないらしいのですが、新しいほうなのかな?

なんといっても画像の多さ!
技術も進歩しましたので、レントゲン写真はもちろん
3DエコーやCT、電子顕微鏡写真、当たり前にMRI画像まであります。
専門家でも楽しめてしまう。

逆に文章量は少なく、またイラストもちょっと幼稚な感じです。
写真や画像、グラフ多用のビジュアル思考のようです。

内容として、ぼくらの頃にはなかっただろうと思うものには、
薬物乱用やエイズの話。それに環境ホルモンやストレス、
ユニバーサルデザインなんて言葉もまだなかったですね。
水泳の北島康介選手もいなかったから写真載りようがない。

薬物は写真つきで紹介されていて、
押尾被告の事件で話題になったMDMAも載っていました。
性教育のページも結構たくさんとってあって、
薬害エイズ被害者の川田龍平さんの記事なんかも。


改めて一通り読んでみると、身体、健康にまつわることが
広く浅く、一通り収められていてフムフムと見入ってしまいました。
大人になってから、もう一度読んでみると結構面白い。

大きな書店では教科書も扱っているところが多いので、
機会があればチラリと立ち寄って、パラパラとめくってみてください。
ちなみに教科書には基本的に値段がついていません。
税金でまかなわれるからです。
書店だと一冊500円くらいで置いていると思います。


しかしながら、これらの知識で健康でいられるか?
現実に人生で役に立つのか?となれば、
やはりちょっとピントがずれているというか…。

例えば、病院のかかり方とか、実際人生では大切だと思うんです。
ストラクチュラル・インテグレーションは治療はしませんが、
お医者さんにかかるよりその人の健康度に大きく寄与するケースも多々あります。

お医者さんの処置が命を救うこともありますが、
一般の人が思うほど現代医療は万能ではありませんし、
疾病の重度が増すほどにセカンドオピニオンも大切になります。

”おばあちゃんの知恵”的なものが科学で検証され、見直されています。
そもそも日本人は身体感覚に優れた民族です。
自分の身体の健全度に自身があれば、”身体に訊く”のが正しかったりします。
皆さんのDNAは活性化さていますか?



では、また
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